2015-01-06

江戸堀印刷所Blog⇒お引越し


ホームページリニューアルに合わせまして
ブログもお引越しいたしました。
今後はこちらをご覧ください。
 ↓ ↓ ↓
http://www.edobori-printing.jp/blog/

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
年末は素敵なデザインの年賀状をたくさんご依頼いただき
作りながら楽しませていただきました。
ありがとうございました。

師走の忙しい中、年賀状を書くのはなかなか大変なのですが、
もらうとやっぱり嬉しいものです。
メールで済ましてしまわず、
年賀状をハガキで送る文化は残していきたいですね。

江戸堀印刷所のホームページも装い新たに
リニューアルいたしましたので、またご覧ください。
http://www.edobori-printing.jp/

本年もよろしくお願いいたします。
 
(ono)

2014-11-26

Listen to Nature ショップカード

ハロウィンが過ぎると、もう街はクリスマスムードですね。
子供の頃はワクワクしながらクリスマスツリーの飾り付けをしたけど
今は飾るスペースも気持ちの余裕も少しなくなってしまったな、
と思い直す日々を過ごしております。

この時期にびったりのとても素敵なクリスマスリースをはじめ、
“植物を身近に感じ、暮らしを楽しむためのアイテム“を制作・販売されている
Listen to Nature」さんのサイトオープンに合わせて、
今回、ショップカードを印刷させていただきました。

カードのデザインは、水彩画でフワッとしたカラーのバックに
グレー文字のかわいくて優しいデザイン。
紙は軽くてソフトな風合いのパルパーを選ばれました。

最初はカラー部分をオフセット印刷で考えられていたのですが、
数量とのバランスでコスト的に高くなってしまうので、
少部数カラーにはおすすめのオンデマンド印刷をご提案。
最初はオンデマンド印刷の品質をご心配されていましたが、
試してみるとオンデマンド印刷と紙の相性もよく
淡い色合いもうまく馴染み、仕上がりにはご満足いただけました。




















文字はご希望通りに活版印刷で強めに印圧をかけたのですが、
黒ではなくグレーなのでバランスよく優しい印象に仕上がりました。



















Listen to Natureさんの商品をご購入いただいたお客さまに
このショップカードを添えられていて、実際に届いた方から
ご好評いただいているとの嬉しいお知らせをいただきました。

ツリーを飾る場所はなくとも、クリスマス気分を味わいたい方には
おすすめのクリスマスリース。
その他にも本物の植物を使ったかわいいフラワーアクセサリー等々、、、
売り切れ中の商品もお気軽にお問い合わせ・ご予約いただければ
追加製作してご用意できることもあるそうなので、ぜひご覧ください!

◆Listen to Nature ブランドサイト

◆Listen to Nature オンラインショップ





















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size : 55×91mm
print : 4/4(オンデマンド)、1/0(活版)
paper : パルパー ホワイト210kg
color : process color、gray

(ono)

2014-11-19

活版マッチ、つくれます

2012.10.11.にこちらのBlogでご紹介しました
江戸堀印刷所オリジナルマッチをご覧になられて、
“活版印刷でマッチを作りたい”というご相談をいただきました。

活版マッチのサンプルを制作してから初のご依頼だったので
ようやくカタチにできることが嬉しく、
ワクワクしながら送られてくるデザインを待ちました。

加工は神戸マッチさんでお願いしているので、
まずはご希望の紙がマッチ加工で使えるかどうか、
どのような形で印刷してお渡しすればよいか、等を相談しながら進めました。
マッチ箱の種類によって大きさが違い、
印刷の付け合せ方も変わるので、その都度調整していきます。
今回は3丁付けで印刷することになり、2回通しで合計6種類の絵柄で印刷。


















江戸堀オリジナルマッチは「小平型」といって、
旅館によく置いてある小さめのサイズなのですが、
今回は「並型」と呼ばれるマッチメーカーの有標マッチに使われている型です。

紙は、気包紙Uディープラフの一番厚め295kgを使用。
(最近こちらでご紹介している紙は偶然にも気包紙が続いています)
東京からのご依頼のため、実際の刷り出しは見ていただけなかったのですが
できるだけ印圧は強くしてほしいとのご希望だけお聞きして
おまかせいただきました。

繊細な線画デザインでしたが、細かい部分も表現され
手触り感のあるいい仕上がりになりました。
平面から立体のマッチになると、これまたテンションがあがります!





マッチは使わなくても置いておくだけでかわいいですよね。
こちらはノベルティで作られたため、残念ながら販売はされないのですが、
サンプルは江戸堀印刷所にも置いていますので、
ご覧になられたい方はぜひお越しください!























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size : 56×23×7mm
print : 1/0(活版)
paper : 気包紙U ディープラフL295kg
color : K100

(ono)

2014-10-31

THE GARDEN ORIENTAL OSAKA オープニングDM

すっかり秋も深まってまいりました。
冷暖房もいらず、窓を開けると気持ちいい今の季節が一番好きです。
この時期いろんなイベントが開催されているようですが、
10月4日には、靭公園で開催されていた「えほんpicnic」に行ってきました。
マルシェコーナーもあり、そこで昼食やコーヒーを買って
シートでゴロゴロしながら絵本を読んだりお昼寝したりしてました。

11月1日(土)には、ここ江戸堀からすぐの京町堀の壽会館ビルにて
壽・文化祭」というイベントがあるそうです。
いろんなショップが入っていて少しレトロな素敵なビルです。
この日に靭公園あたりを散策される方はぜひ行ってみてください!

そして、イベントではないのですが、
11月20日、桜之宮公園すぐお隣に「THE GARDEN ORIENTAL OSAKA」が
グランドオープンします。
1959年に世界に賓客をもてなす迎賓館として大阪の威信をかけて
誕生した元「大阪市公館」を活用し、結婚式場として生まれ変わります。
こちらの建物は、関西建築の雄、竹腰健造による美しいアールデコ様式の洋館で、
4000坪の敷地に広がる壮麗な庭園は、大阪万博の日本庭園も手がけた田治六郎の設計。
なんとも贅沢な式場ですね。 


今回、こちらのオープニングDMを印刷させていただきました。
3つ折りタイプのレセプション招待状と、正方形タイプのカードです。





すべて活版で印刷したいとのご依頼で、
弊社のプラテンで印刷できるMAXの大きさ(A4位)に挑戦しました。
紙は活版印刷に適したTAKEOの気包紙U ディープラフの一番厚めタイプ。
こちらの紙は最近とても人気があります。


















どちらも宛名面は金1色で、中面は金とスミの2色。
シンプルで文字中心の素敵なデザインです。
この辺りは地図がややこしいのですが、うまく表現されているなと感心。


















活版印刷はすべて同じように印刷するのは難しく、
どうしても色の濃さや見当が少しはブレてしまうことは
事前にご説明させていただいています。
今回も駅の金色の位置を合わせるのが大変だったのですが、
多少のズレは活版ならではの味ということで、ご了解いただきました。

招待状の3つ折り線は、紙が厚いため筋入れ加工にすると
少し膨らむ感じになるので、ハーフカットで加工しました。

個人的には結婚式利用はムリそうですが、
レストランのランチくらいは行ってみたいな〜と思います。
見学するだけでも価値はありそうですね。


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size : w210×h310mm、w210×h210mm、
print : 2/1(活版)
paper : 気包紙U ディープラフL295kg
color : DIC619、K100/DIC619

(ono)

2014-09-18

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2014

9月19日(金)〜21日(日)の3日間、第6回を迎えるアジア最大規模のアートブックフェア『THE TOKYO ART BOOK FAIR 2014』が、東京・信濃町の京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパスで開催されます。
300組を越える国内外のアート系出版社 、ギャラリー、ブックストア、アーティストが一堂に会したイベントで、昨年の来場者は12,000人を超えたという人気ぶり。

このイベントに出展されるCHICAGOさん(*)のZINEを、こちら江戸堀印刷所で担当させていただきました。今回は3号になります。(2年前の1号から印刷を担当)
本文と表紙の絵柄はピンクマスター印刷。表紙の黒い文字は、あまり凹ませていない昔ながらのさりげない活版印刷に仕上がっています。
紙はコミック紙等でよく使われる少しザラッとした手触り感のあるアドニスラフという紙を使用しています。(この紙は関西の印刷業界ではあまり出回っていません)
この本は、グラフィック社発行の『活版印刷の本』(P63)にも紹介されています。














奥付には「江戸堀印刷所」ロゴを載せてもらっています!
















弊社では印刷だけでなく、このようなZINE、リトルプレスのように製本した本をつくることもできます。

こちらのイベントでも、印刷・製本に関するエリア<PRINTER SECTION>があり、本作りの相談もできるようです。他にも食にまつわる書籍を作る出展者によるケータリングエリア<FOOD SECTION>があったり、トークショー、アート系ドキュメンタリー映画の上映など多彩なイベントが行われ、いろんな楽しみ方ができそうです。

今年のメインビジュアルは、リトル・プレス『Gottlund Verlag』を発行するアメリカのニコラス・ゴットランド氏が担当し、活版印刷の装飾用パターンを使ったデザインになっています。
本や印刷好きな方にはたまらないイベントですね。
大阪でも開催されないかな。。。

今回行かれる方は、デング熱に気をつけてくださいね!

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『THE TOKYO ART BOOK FAIR 2014』

開催日と時間:
9月19日(金) 15:00〜21:00 レセプションパーティー(どなたでもご来場頂けます)
9月20日(土) 12:00〜20:00
9月21日(日) 11:00〜19:00

会場:京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス
   東京都港区北青山1-7-15

主宰: ZINE’S MATE
2009年にスタートした、本にまつわるユニークな活動を行う UTRECHT とロンドンのクリエイティブチーム PAPERBACK が共同で設立したチーム。
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(*)「CHICAGO」は阿久根佐和子さん、上條桂子さん、ミトミアキオさん、村岡俊也さんの4名のエディターチームで作る小冊子です。上記4名に加え、毎号1名のゲストエディターを迎えます(そうではない号もあります)。「4か5」で1冊の小冊子を編集するという意味。誌面のアートディレクションは高い山の山野英之さん、アートワークは松井一平さんが担当しています。















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size : w135×h208mm
page: 84P
print : 表紙2/0(活版+ピンクマスター)、本文1/1(ピンクマスター)
paper : OKアドニスラフ80 4/6T73kg
color : 表紙<活版>K100 <ピンクマスター>DIC2596
    本文<ピンクマスター>K100




(ono)

2014-08-25

再びよろしくお願いします

こんにちは。
昨年10月より産休でしばらくお休みしておりました小野です。
久しぶりに登場させていただきます。

このたび復帰させていただくことになりました。
初めての子育てで少々やつれ気味ですが、ぼちぼちがんばっていこうかと思います。
これまで担当しておりました宇賀神は、本社の別業務を担当することになりました。
近くの本社にはおりますのでご安心ください。
 
勝手な都合で申し訳ございませんが、
今後しばらく営業時間を16時までにさせていただきますのでご了承ください。
16時以降に印刷を行う場合は、印刷担当の長岡がご対応いたします。

メールは24時間受け付けておりますので、
ご相談等にご来店の際は、事前にご連絡いただくと有り難いです。
それでは今後ともよろしくお願いいたします。

(ono)